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2006年9月10日 (日)

ローアングル

 前回の記事に頂いたコメントを受け、腹ばい撮影に挑戦しました。この一週間、どんな画が取れるか楽しみで、毎日わくわくして撮影にいける日を待っていました。

 結果は、なかなかいい感じ。ローアングルならではだと思う写真をご紹介します。

 ※なお、私のレンズはズームレンズなので今回は参考に焦点距離を書いておきます。数字はExif に記録された実測です。私のカメラではこれに1.6をかけた数字がフルサイズカメラ換算値になります。無記載は500mmです。

Img_8825_levs

 (餌を探しながら向かってくるトウネン。  焦点距離372mm)

 多分、カメラ位置が高いと、頭を低く下げて向かってくる鳥の表情をこんな風に押さえられないのではないかと思います。

 もう一枚。
Img_8966_tris
(集団で湯浴みするミユビシギ。トリミング)

 このサイズだと良くわからないかもしれませんが、水しぶきが良い感じではねました。ローアングルでなくても撮れるけど、見え方がこちらのほうが高くまで跳ね上がっているように見えるのではないでしょうか。 

 ローアングルだと、こんな↓写真も撮れたりします。
Img_8849s
(餌をついばむオグロシギ。  焦点距離232mm)

Img_8873s
(迫り来る巨神兵におびえるオグロシギ)

 さて、お気づきでしょうか。
 腹ばいになったことで、鳥の警戒が薄らいだのか、かなり近くまで寄ってきてくれました。1枚目のトウネンは、距離はたぶん10メートル弱。3枚目の写真は多分15メートル位じゃないでしょうか。これなら300ミリまでの望遠レンズでも撮れますね。

 この↓写真の鳥も近寄りすぎたのか、シャッター音に驚いてこんな表情。
Img_8899s
(オオソリハシシギ  距離は20mはあったと思いますが、、)

 一方、腹ばい撮影には、弱点もあります。
Img_8817_levs

 おわかりでしょうか。陽炎が時折濃くゆらめいて、クリアな映像の邪魔をします。
 この時は九月というのに30度を超えた蒸し暑い一日の正午前後でした。なんらかの加減で陽炎は強くなるのか、強く見えるのか。この写真はかなり影響を受けたと思います。

 もう一つの弱点は、腹ばい肘つき姿勢で三脚まで構えてしまっているため、鳥のすばやい動きには対応できないことでした。今回飛び立った鳥を、秒間3枚の連射で1枚目までしかフレームに入れられてませんでした。

<撮影スタイル>
 手に持っているものを熊手に変えれば潮干狩りができる、そんな格好です。
 それに、厚手のキャンプマット(銀マット)を持っていきました。腹ばいになるためです。
 三脚は使いました。ビーンズバッグは持っていないし、それだと撮影の動きに制約が大きすぎると思ったので、三脚を一番低く構えました。こうすると、ちょうどひじをついた高さにカメラを構えることができました。
 カメラやレンズに潮がかからないように気を使いました。

<撮影後記>
 立ったままの撮影では、背景が単調になりやすい。そこで前回はひざ立ちで撮影したのですが、中途半端でした。今回の腹ばい撮影は、良いと思います。
 鳥の撮影では超望遠レンズや長めの望遠レンズを使うので、どうしても背景は何がなんだかわからないほどボケてしまいます。ほとんどそんな写真ばかりです。
 それはそれでいいし仕方ないのですが、わたしは、適度に背景が写っている鳥の写真を撮りたいといつも頭にあります。
 今回腹ばいに構えたことで、200ミリ台であの大きさのオオソリハシシギが撮れたのが、自分のなかでは一番の収穫でした。
 

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コメント

みつわさん、こんばんは。
本日はブログにご訪問いただきありがとうございました。
ブログを少し見させてもらいましたが題材が豊富で楽しいですね。
中でも「これもアマガエル?」の一枚目はとても好きな写真です・・・愛嬌のある表情が魅力的です。
また「ローアングル」の鳥の撮影では「腹ばい撮影」をするなんて、素晴らしいチャレンジ精神をお持ちですね・・・驚きました。
これからも次々と新しいものに挑戦して新しい写真を見せてください。期待してます。
またお邪魔しますね~

投稿: Koyapoo | 2006年9月12日 (火) 19:47

Koyapooさん、ご訪問いただきありがとうございます。
Koyapooさんこそ、すばらしい写真ばかりで素敵なブログですよね。
こちらこそ、よろしくお願いいたします。

投稿: みつわ | 2006年9月12日 (火) 20:19

ご訪問ありがとうございました。
いろいろ工夫されて撮影されているようで、その成果が写真に現れてますね。
今の時期シギチはいろいろな種類がいて楽しいですね。
またちょくちょく拝見させていただきます。

投稿: greenshank | 2006年9月12日 (火) 23:19

greenshankさん、わざわざご訪問ありがとうございました。
今回のシリーズは、たまたま前回の写真にほかの方からアドバイスを頂いたことを、さっそくやってみただけで、、(^^;
とにかく今は、面白いとかきれいとか思ったものを手当たり次第に撮っている状況です。
これからもアドバイスなどいただけると嬉しいです。

投稿: みつわ | 2006年9月13日 (水) 10:05

みつわさん、はじめまして。たまむといいます。
俺のブログのコメントから飛んできました!!
やっぱりシギチはローアングル撮影が映えますよね、茶色い干潟の上だと特に。
ところで、いきなりで失礼なんですが、写真のオグロシギ、あれオグロシギじゃなくてオオソリハシシギだと思いますよ。
ではでは、これからもよろしくお願いします♪

投稿: たまむ | 2006年9月13日 (水) 10:11

たまむさん、ご訪問ありがとうございます。

えっ、えっ、えっ?
これはオオソリハシシギですか?
う~ん、種を見分けるのはホント難しいですねぇ。
そして、間違って平気で載せていて恥っずかし~。
とすると、数回前の谷津干潟の写真で群れていたやつは、オオソリハシシギじゃないとか??
う~ん、やっぱり一人で学ぼうとしても限界がありますね。

投稿: みつわ | 2006年9月13日 (水) 10:40

 こんばんは。

 三枚目、四枚目は特に面白い写真ですね~。で、タイトルがまたいいですね。「巨人兵」。私の幾つかのシギチを撮る場所でも、地面にレンズの先がつけて撮れるような場所はそんなにはありません。ゆるい干潟だと岸辺から撮るしかないですし、田畑だと畦にレンズを置くような高さにしかなりません(田畑には入れませんので)。三番瀬、名前を聞いたことしかないのですが、トリの種類も多いようですし、背景も人口の圧力を感じさせるものから、自然なものまで色々な撮影を楽しめるようですね。
 今度はトウネンの目線で撮ってみては(笑)。

投稿: birrrd | 2006年9月13日 (水) 23:05

birrrdさん、こんばんは。
見ていただけましたか?
ローアングル、いいですね。アドバイスありがとうございました。
高い木の鳥でも目線の高さで取れる場所を探すのが良いといいますが、それは地面を歩く鳥でも同じでした。
でも、、トウネンの目線、、、か。
キビシそうですねぇ、、。

投稿: みつわ | 2006年9月14日 (木) 00:10

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