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2007年1月19日 (金)

三番瀬 野鳥のいる風景

 三番瀬の海岸線は東西に延びています。つまり南側に開けていて、浜から海側の鳥を捕ろうとすると、基本的には逆光となります。

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(タヒバリ)

 それでも、完全にベタっとした光よりは味のある写真になるかもしれませんが、まさか逆光のシルエット写真ばかり撮っているわけにはいきません。
 幸いなことにこの海岸は泥質ではなくて砂浜なので、潮さえ引いてくれれば結構堅く締まり、ほとんど沈まずに上を歩くことが出来るし三脚を立てることも出来ます。だから、干潟の中に入っていって、太陽を斜めに据えたり、海側を背にして岸側にカメラを向けて鳥を撮ることもできるわけです。

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 三番瀬を特徴付けているものの一つが、海岸線に沿って張られている網と、網をとめておくポールです。何のための網だかわかりません。これの処理にいつも苦労します。

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 鳥を出来るだけ目線の高さで撮ろうとすると、これが大抵入ってきます。私は、「人工物は一切入れたくない」とは思いませんが、上手く処理できないと、絵の中でとんでもなく邪魔な存在となることは確かです。↓こんなのは典型的。

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 せっかくミヤコドリがいい高さでいい距離のところを飛んでくれても、真ん中にポールが入り込んじゃあ、しゃあないやねぇ。
 まあ、それやこれやがあって三番瀬なわけですから、上手くやっていくしかありませんね。

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 ところでこの三番瀬、どれほどの規模なのでしょうか。
 「三番瀬フォーラム」というNPOのホームページ(http://www.sanbanze.com/)には「約1,200haにわたる浅い海域、、、東西最大5.7キロ、最短4キロ、、、」などとあります。しかし実際に干潟となるのは、そのごく一部。端から端まで歩いても多分30分もかかっていなかったと思います。そしてその周りの海は船が通れるよう浚渫されていて、岸壁はコンクリートで垂直に固められています。
 東京湾全体から見れば、ごく、ごく狭いところを最後の楽園とするかのように、鳥たちが集まってきているわけです。

 ところが、同じホームページによると、この三番瀬を一部埋め立てる計画が持ち上がっているそうです。そして今の海岸線沿いに「第二湾岸道路」なるものを通すのだとか。(今の湾岸道路は片側3車線の高速道路とその外側にさらに片側2車線の一般道。)NPO代表などの市民も入れた検討会などが開かれていて、まだ固まったものではなさそうですが、行政は作りたい方向でいるようです。

 私は、鳥撮りをするものとしてはこの計画に反対です。が、鳥撮りをしない人にとっても第二湾岸道路は特に必要ないように思われます。

 少しこの計画について勉強したいと思います。

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