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2007年3月14日 (水)

動かぬ鳥 ~エゾフクロウ~

 北海道で撮った鳥の中で、とても好きになった鳥がエゾフクロウです。友人が案内してくれたポイントのエゾフクロウは、2回行って、2回とも彼のお気に入りの穴にいてくれました。<きょうは似た写真ばかり、多いです>

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 しかし、この鳥を撮るには忍耐が要ります。タイトルにあらわしたとおり、とにかく動かない。しかも、地元の人たちが暗黙の了解で決めているラインがあって、そこより前に出てフクロウを驚かさないのがルールなのです。

 限られた条件の中で、それぞれの撮影者がそれぞれの思いを持って、ああでもないこうでもないと心ゆくまでとることができる。魅力でもあり、しんどいところでもあるわけです。

アングルを変えてみたりカメラ位置を平行移動してみたり、、、、
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縦位置でもあれこれ悩み、もちろん絞りも悩み、、、
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フクロウのしっかりした存在感に期待して、ズームレンズを引いてみたり、、、
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(左300[480]mm弱、右200[320]mm)

 なんだかんだやって、似たような写真ばかりかなりのカットを撮ってしまいました。
 それでも、光の加減やフクロウの向き、下草の風による動きなど、100%満足の行く写真はなかなか撮れません。
 おまけに、家に帰ってモニターで見ると、、、、もう、どれがいい写真なのやら自分でもわけがわからなくなってしまいます。

 それでも、そんな中からでも自分のベスト写真と思えるやつを選ばなければ、今後への進歩がありません。
 そうして、自分を叱咤激励して、何とか決めたMY BEST は ↓これ。

Img_0981s_2

 いかがなもんでがしょ?
 う~ん、まだまだかなぁ。

 ところで、そんなこんなしているうちに、たまにはフクロウ君にも動きもあるものです。
 フクロウの写真撮りは、それがいつ出るか、出るまで集中力を持続できるかにかかっているといえるかもしれません。そうした撮り方が、私がフクロウを好きになった理由の一つかもしれません。

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(左; 頭をかく   足が、鳥とは思えない姿かたちですよね)
(右;あくび  ではなくて、これからペリットを吐き出そうという、その直前)

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(カラスの接近を警戒して、穴の奥へと隠れた。 かなり幹と一体化してしまい、あらためて保護色の意味を考えました)

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(左: 猫の接近に、ようやく目を見開いて警戒)
(右: 更なる接近に、いやいや飛び立ち、10メートル先の枝に避難
  飛び出しを撮り逃したのが悔しい) 

 皆さんが、どの写真が良いと感じたか、教えていただければ嬉しいです。

 ところで、、、、、
 きょうご紹介したのはエゾフクロウですが、本州のフクロウやミミズクも、コノハズクなどを撮ってみたくなりました。と思いましたが、居場所を見つけるまでにまた時間がかかるんだろうなぁ。

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コメント

 こんにちは。

 「猫の接近に、ようやく目を見開いて警戒」が一番面白いと思いました。フクロウ撮影は面白いと思います。じっくり取り組めるという点では他の野鳥撮影とひと味違うところだと思いますし、動きの乏しいところを集中して、ちょっとした動きをとらえていくというのはスナップの一テクニックのような感じもしますし。

 また撮りに来てください。

投稿: birrrd | 2007年3月20日 (火) 12:45

birrrdさん

ほんと、そうですね。
しかも、というか何よりも、フクロウ自体のかわいさというか、面白さというのか。写真を撮りたいと思わせる魅力がありますよね。

目を見開いたときの写真は、ちょうど日がかげったときですよね。フクロウの表情の面白さもありますし、他の写真のときと違う色合いがいい雰囲気だと私も思っていました。

投稿: みつわ | 2007年3月20日 (火) 13:25

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