2007年11月29日 (木)
2007年11月26日 (月)
霧
この数日、暖かい空気が流れ込んで朝の早い時間は濃い霧が山形の盆地を覆います。
昨日行った公園も、日が差し込むまでの時間帯はすっかり霧に包まれ、鳥たちの声だけが響いていました。
ここは周りを小高い尾根筋に囲まれた谷間の公園。国道を走る車の音がなんとなく聞こえる程度の静かな場所でした。
たまたま霧が晴れたとき、タイミングよく現れてくれたのはアオゲラでした。
ミズキの実をしきりについばんでいます。
ああ、キツツキも木の実を食べるんだ。ちょっと不思議なような、違和感が無いような。
このミズキ(だと思う)、ほとんど実がありません。
と、思っていたら、、、、霧が晴れたあと、来ました来ました。次から次へと。
まずは、、、今シーズン初登場のこの子たち。
左は多分ルリビタキのメス。去年オスの若鳥をメスと間違えたけど、今回は羽の色からも状況からも、多分メス、、、、でいいはず、、、、、だよね。たまむさ~ん。
ルリビタキのほかに、常連さんと見られるこの子。
群れでやってきては、食べあさって行きます。
でも、食べつくさずに他所へ移っていくから、不思議といえば不思議。一箇所に長く居すぎると敵に襲われるなどの不都合があるということなのでしょうか。そしてしばらくの後、また大挙してやってくるわけです。
これは楽しいです。
待ってるだけで、いろんな鳥が現れてくれるんですから。こんな素敵な状況は久しぶりです。
しかも、霧が晴れたあとのこのしっとりとした空気感。森の匂い。心地よい寒さ。心のそこから幸せな気分になれました。
かなり気に入る写真もいくらか撮れたし。
そうした写真を順不同で。
あっ、そうでした。
一羽、名前のわからない鳥が来ました。
シロハラかとも思いましたが、もっともっと黒っぽい。
わかる方、教えていただけませんか?
<撮影場所>
先日地図を眺めていて、ふと、「あれっ、こんなところに池のある公園があったのか」ということがありました。それが今回の撮影場所、鈴川公園です。
行ってみたいと思っていて、昨日、それがかないました。
山形市中心部から車で10分ほどのところで、山形市の東側の山地と平野がぶつかるような位置にあります。
麓の池にはカルガモを中心にヒドリガモやコガモが水面に浮かんでいました。この冬、どんな種が集まるのか楽しみです。(凍ってしまって、何もいなくなる可能性もあります)。
公園の中心部はナラ林を15分ほど上った小高い山の上。今回見た限り、アプローチは歩いてしか行けなさそうです。途中、ヒガラやエナガも見かけました。
尾根に一旦上がって少し降りると、小さな谷戸が開けていました。ミズキがあったのはその谷戸の林縁。いかにも「ルリビタキがいそう」な場所でした。
最初ルリを発見するきっかけとなったのは声。ググッ、ググッという声がします。はじめはジョウビのカッカッという声のバリエーションかとも思いました。そのジョウビタキが何かを追い回し始めたのです。それがルリビタキでした。今シーズン初見。
先ほども書きましたが、幸せな気分をもたらしてくれました。
とにかく、この公園、気に入りました。
多分、あのルリとジョウビはあそこで一冬越すのでしょう。あと何度会えるかわかりませんが、きっとまたご紹介できると思います。
2007年11月23日 (金)
雪の翌朝
私には高校時代の経験から勝手に納得している、一つの自然の法則があります。それは、「雪が降った翌朝には、可愛い小鳥に出会える」というもの。
黄と赤と白の世界を楽しんだ通勤前撮影(きのうご紹介)の一番の狙いは、そこにありました。
で、どうだったのか。
案の定、小鳥たちが賑やかでした。
シジュウカラはいつもより忙しく飛び回って、いつもより私を警戒しません。撮影はかないませんでしたが最短3メートルくらいまで近寄ってきました。
ヒヨドリたちも、いつもよりせわしなくホバリングしながらなにかをついばんでいました。
声もよく響きます。この霞城公園にはアカゲラとアオゲラがいて、どちらかだかわかりませんでしたが、キョキョッ、キョキョッという声が聞こえてきました。
と、そうした中に聞きなれない小鳥の声が。一瞬メジロかなと思いましたが、なんとなく違います。探してみると、いました。メジロより小さい感じです。
キクイタダキでした。しかも群れで。
私にとってはこれがこの日最大の収穫。2度目の出会いです。さらにうれしかったことに、菊が開いている。
へぇーっ、こんな感じになるのね。
言い訳ですが、写真がくっきりでないのは、アドレナリンが沸騰したせいです。あと、久しぶりの雪の上での撮影で、手が凍えてしまったかな(汗)。
下の写真は手前の枝に被ってしまいましたが、一応、「雪とキクイタ」ということで。
あの日のあともまだ居そうな感じなので、もう一度、雪とキクイタのクリアな写真に挑戦したいと思います。
2007年11月22日 (木)
黄と赤と白
18日から19日にかけて、山形市内で初雪が降りました。地元の人に言わせれば、この時期の初雪は珍しくないけど、これだけまとまって降るのは早すぎる、とのこと。言葉の裏には、できるなら雪は降って欲しくないという思いが滲み出てきます。
雪の季節到来を喜ぶのは外から来た人だけなのかもしれません。盛岡で4年を過ごした私ですが、山形は初の冬。その意味ではまだまだ外から来た人なのでしょう。喜び勇んで、朝、出勤前に公園に出かけました。
久しぶりの雪の世界の入り口。
もっと朝早く起きれば、赤と黄の世界にもう少し美しい白が見られたのだろうと思いますが、それでも十分楽しめました。
これが、もう少し立つと(例えば今日はもっと本格的に降っていましたが)完全に白の世界になるのだろうと思います。それはそれで、また楽しみです。
2007年11月20日 (火)
蕪栗沼(本編)
蕪栗沼に到着したのは朝5時過ぎでした。まだあたりは真っ暗で、どこから見るのが一番いいのか。それよりも今自分はどういう場所にいるのかさえ、判断がつきませんでした。
(朝5時40分 まだマガンも白鳥も水面で眠っているのが多い)
(朝5時50分 空はかなり明るくなって、何とかシャッターが切れるようになってきた。
ISO1000で1/20秒 F8)
到着直後から、頭上を大型の鳥が飛んでいく音は聞こえていました。明るくなってくるにつれ、それが大抵2羽~5羽程度の小さな群れであることがわかってきました。
かなり大きな鳥。それが最初に頭上を飛びぬけて言ったときの印象でした。
そうこするうちに、見た目上はずいぶん明るくなってきました。と、トビらしき鳥が一羽湖面の上に向かったと思うと、ガンたちが一斉に飛び上がったのです。
うぉ~、すごいっ。声には出しませんでしたが、そんな感じでした。朝3時に起きてきたかいがありました。
(6時03分 最初の大規模一斉飛び立ち
トビか何かが飛んできて驚いて飛び立ったようだった)
その後次の大きな飛び立ちは6時20分頃。多分この2回目があらかじめ鳥たちのスケジュールにあったものだと思うのですが、そこは本当のところはわかりません。
(朝6時20分頃 換算50ミリで撮影 思ったより数が少なく見える)
雲の上からの日の出は6時半ころ。天気予報は悪かったし、もう顔を見せてくれないかと諦めかけましたが、短い時間ではありましたが何とかまぶしいお日様を拝むことが出来ました。
一斉に多くの大型鳥が飛び立った余韻から冷めて、じゃあ湖面はどうなったのか見てみようかと思って撮ったのがこれ↓。
その後空はどんどん明るくなり、雁たちはその後も群れ単位であっちへ飛んだりこっちへ飛んだり。中には私の頭上5メートルほどを通り抜けていく奴もいたり。戻ってきては急降下してみたり。なかなか見ていて飽きることのない風景が続きました。
飛び去った鳥たちはいったい何処にいるのか。そう思って探したら、案外近くの田んぼに降りていました。
茨城の稲敷干拓地でのオオヒシクイのイメージでは、雁は相当警戒心が強い鳥、と言うものでした。しかしここのマガンは意外と道路際の近いところに休んでいるグループもあります。
かといって、彼らを飛ばしてしまったりしてはいけないとも思ったわけですが、彼らとの距離感がわかりません。結局かなり遠慮して、車から出ずに、しかも近いところには車を止めずに撮影しました。
(ストップモーションピクチャーではない。群れが降りてきた。)
<備考>
宮城県の伊豆沼あたりは、かつてラムサール条約に登録される直前に仕事で訪れたことがありました。そのときは季節が中途半端で、鳥の気配をあまり感じなかったように覚えています。正直、ここがなぜ鳥の楽園として認知されているのか、疑問でした。
今回、蕪栗沼に行ってマガンの群れを見て、なるほどと思うと同時に、やはりこのあたりが鳥の楽園として守られて良かったのだと思いました。
それにしても、多くのマガンがいました。彼らが一斉に飛び立ったときには、まさに圧巻。何処にこれだけの数が眠っていたかと驚きました。
一方で、これは多すぎるのではないか、とも思いました。
私が普段目にすることのある鳥の群れといえば、身近なところでは、まずはシジュウカラの群れ。これはたいした群れではありません。それからスズメ。これは里近くの藪や田んぼでたまに大きな群れに出くわしますが、まあ、これもたいしたことがありません。少し大きな群れとして印象に残るのは、ムクドリでしょうか。夕方一斉に飛びながら、右へ左へ群れごと飛び回って、全体として生き物のようなお化けのように見える動きは、不気味でもあります。他には、夕方カラスが塒近くに帰ってきて一旦どこかに集まるところ。あるいは写真で見たアトリの大群も大きそうです。
しかしそのいずれも、今回見たマガンの数よりも少ないだろうと思います。あの大きな鳥があれだけ集まるのは、やっぱり異常なことではないのでしょうか。

































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