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2008年2月25日 (月)

なまあたたかった日に

 先週末は妙に生暖かくて、雪がどんどんとけていきました。こうなると、ひょっとすると雪の間から覗いた地面を突っつく何かを撮りやすいかもしれません。とりあえず、出勤前に偵察することにしました。

 霞城公園は、到着するなりやっぱり賑やか。いろんな鳥が鳴いていました。やはり暖かいと鳥たちの行動も活発になるのでしょうか。

 まず見つけたのが、霞城公園の冬の常連さん、キクイタダキでした。

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 この鳥はほんとにひとところに落ち着きませんね。そのおかげで、意図せずに飛び物が撮れたりするわけです。上の写真は、いざ飛び立とうと羽を広げ始めたところ。次のカットではフレームからはずれていました。

 到着したときに鳴き声で「いるいる」と思った鳥がキツツキ。まだ私にはアカゲラとアオゲラの鳴き声の区別がつきませんが、いずれにせよどちらかです。で、現れたのはアオゲラでした。

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 この公園ではこのところ、けっこうな頻度で見られるような気がします。

 それから、堤防の上から取っていたときにふと下を見やると、そこにカワセミがいました。この公園では以前にも何度か見かけていましたが、撮影したのは今回が初めてでした。カワセミを撮ったのも随分久しぶりでした。やっぱり綺麗な鳥ですねぇ。

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 少し場所を移動しました。すると、思っていた通り雪が解けた地面には鳥がいました。スズメ、アトリ、シジュウカラ。 撮れたのはシジュウカラだけでした。

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 そして、この公園では初撮影のモズくん。滅多に見かけませんが、ときどき私の行く手を横切っていくので、この公園で見られることは知っていました。
 このときは、露出した地面に現れる虫でも狙っていたものと思われます。相当地面に集中していて、少し見張り位置を移動したりするくらい。その移動した先の杭が私から3メートル弱。おやおや、集中しすぎではないかい?

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 春が近いことをかなり強く意識した午前となりました。

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2008年2月18日 (月)

伊豆沼内沼

 水辺をメインに撮っていらっしゃるプロ写真家のTさんが山形まで撮影旅行にこられるというので、ミーハーにも、お会いできないかメールをお送りしました。すると、時間があれば一緒に撮影しないかという嬉しいお返事が。

 そして当日。原崎沼がTさんの目的地だったらしいのですが、カモたちの警戒心が強く、場所を変更することになりました。私はまだ自分さえ行ったことのない鶴岡市の上池下池を提案してみたのですが、折りしもその日は強い冬型の気圧配置。日本側は無理だろうとのスルドイ指摘と、「ならば伊豆沼」との素早い判断がTさんより出され、さすがプロ、とヘンなところで感心してしまいました。

 ということで急遽、伊豆沼・内沼へ。こちらは多少の雲があるものの美しい晴天でした。

 現地では、水鳥を美しく写真に撮る条件を教えていただき、この日はその条件が整っているとのこと。早速撮影開始です。さて、どうでしょう?

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 なかなか、いけてません?自分では、うぉーっ、なるほどっ、という感じです。

 他にも、この日は最近の私のストレスを発散させてくれるような満足のいく写真がたくさん撮れました。ちょっと多いですが、、、。

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 また、うまくいきだすと欲も出てくるものです。撮影中にキンクロハジロの色の違いが気になりだしました。黒いと思っていた部分が緑の奴と、紫にみえる奴がいるのです。これをどうにか表現できないか。しばらくそればっかり撮っていました。

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 わかりますか?これは私としてはすごい発見でした。

 あと、もう一つテーマにしたのが、あの冠羽を撮る、でした。この日は風がけっこう強かったので風になびいて面白かったのです。いざ写真に撮ろうとすると、なかなかうまくいかないものですね。そんな中で、なんとか面白く撮れたのがこの↓一枚でした。

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 そして夕方。
 Tさんは、いい写真が撮れそうな場所はしぜんと頭にインプットされるようです。昼間に通り過ぎたあそこは雁が帰ってくるのを撮るのに良さそうだ、というのでそちらへ移動。その通り、そこは雁の沼への進入ルートだったのです。
 夕方5時前後から、雁たちが一斉に帰ってきだしました。
 ほぼ真上に近いところを雁たちが通り過ぎていくのですから、もう私は興奮状態です。で、頭がお祭りしながら撮った写真が、下の写真群。いやはや、難しいけど面白かった。

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(35mm)

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(170mm)

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(着水態勢から着水へ) 

 そして、6時頃ほとんど真っ暗になってもまだ雁たちの帰りは続いていました。雁たちがかなり増えた湖面をセルフタイマーで撮影。なんとかブレないで撮れたようです。

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 いやぁ、本当に楽しかった。教えてもらったことも多かったし、本当に充実した1日でした。
 Tさん、本当に有難うございました。
 次に東北にこられる時までには、いろんな場所を研究して、ご案内できるようになっていたいと思います。また、ご一緒させてくださいね。

<メモ>
 ところで、フォーカスで苦しむ私に、途中TさんがニコンのD3+500mmF4のセットを「使ってみるか?」と言ってくださいました。そこで私のCFを挿させてもらって撮ったのが、下の写真。

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 正直、げぇぇぇぇ、ナニこれぇ、というほど綺麗でクリアで質感もたっぷりに撮れていてびっくりたまげました。WEB上ではどこまで違いがわかるかわかりませんが、私のパソコンの中では、ひと目で違いがわかるほどの大違いです。

 まず、レンズ。やはり私も早くEF500L(私はキヤノンなので)を買わねば、と思わせる映像のシャープさとフォーカスの速さ、正確さでした。欲しいっ!
 そして画質。さすがニコンが満を持して出したフルサイズ。色の乗りと落ち着きが同居している感じです。白鳥の腹の白い部分が肉眼並みに感じ取れるように思いません?
 あと、カメラの機能としては、D3は連射は何コマなんだろう?一枚撮ったと思ったときに音が、ン?という感じで間延びしたと思ったのですが、2枚撮れちゃってました。(私の30Dだと、ちゃんとパシャパシャと一枚ずつの音がします。)これもいいですねぇ。

 私はニコンとかキヤノンとこだわりませんが、今回特に「やっぱり、いいものは良いんだ」と強く感じました。

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2008年2月17日 (日)

雪の河川敷にて

 カワガラスを撮った河川敷は、自然な林になっていて、静かな、わりといい感じの場所でした。時折シジュウカラの声が遠くになり、近くになり、、という雰囲気で、決して賑やかではありませんが、ちらほらと野鳥の姿も見られます。

 そんな中で、突然、期待せずに出会ったのがミヤマホオジロの群れでした。初見ではありませんが、ある程度観察・撮影できたのは今回が初めてでした。

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 上の写真は実はこの日、二回目の出会いのとき。
 一回目は藪の下の雪のないところをチッ、チッと鳴きながらエサを探していました。暗くて遠くて、ほとんどつらい写真ばかりでしたが、とりあえず「群れ」ということで1枚。そのほかはすべてこの日の2回目の出会い写真。

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 綺麗な鳥ですね。雪にも林にも映えます。
 01月号の「BIRDER]によると、「東日本には少なく西日本に多い」ということですが、いろんな方のブログなどによると、山形市ではけっこうあちらこちらで観察されているようです。以前とは状況が変わってきているのかな。

<撮影後記>
 1回目の出会いのシチュエーションと2回目のそれとを比べて考えてみるに、木の上にとまっているミヤホはどちらかといえば自然な姿ではないのではないかと感じました。いや、木の上にいる鳥たちの写真が、私に気づいて地面から枝に飛び移った鳥たちのものだったとしても、ある意味それも自然な姿と言えますが、写真そのものはニンゲンの気配が写り込んでしまっているということなのかなぁ、と。

 一方で、木の上のミヤホの写真が必ず、何かに驚いて飛び上がった鳥たちの写真かというと、もちろんそんなことはありません。移動途中の鳥だっていますし、普通に木の枝に止まることだってあるでしょう。

 いずれにせよ、そんな違いは写真を撮った本人にしかわからないことだし、気にする必要なはないよなぁ。いや、見る人が見ればひょっとしたらわかるのかなぁ。

 などと、このときは足りない頭でいろいろと考えちゃったのでした。

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2008年2月11日 (月)

カワガラス

 タゲリが見られると聞いて、市内を流れる馬見ヶ崎川へ。でも詳しい場所がわからず、ある程度流してみても見つかりませんでした。

 そこで、以前にカワガラスを見つけた橋の近くへ。すると、、、。

 確認しただけで、3羽。カワガラス密集地帯でした。

 カワガラスはそろそろ恋の季節のはず。そのせいかどうか、3羽のうちの2羽はしょっちゅうナワバリ進入と撃退を繰り返していました。

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<撮影後記>

 カワガラスを撮ってみて、その難しいこと。
 というのも、1、大きいのに見失いやすい。彼らは場所の移動に歩いたり、飛んだりするだけでなく、もぐっちゃうから。2、色が濃い茶色のため、雪との映像がかなり難しいです。

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2008年2月 9日 (土)

裸のアオゲラ

 冬、木々の葉が落ちた公園は夏よりもむしろ明るいですよね。
 そして、それまで葉陰に隠れてなかなか姿を見せてくれなかったアオゲラは、今はまるで裸同然です。

 霞城公園を歩いていると、音を立てて飛んできたアオゲラ。

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 ところどころに付けられた、あるいは自分で付けておいた傷から滴る樹液を長い間吸っていました。

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<撮影後記>
 何かの気配を感じてファインダーから目を離したとき、ひとりのおっさんがこの木に向かって歩いていました。
 くそっ、またあのオヤジか。

 私の通勤鳥見の時間に必ずバッティングする公園管理の嘱託オヤジです。ごみ拾い用の白いレジ袋をガサガサいわせて、腰にぶら下げたラジオの音を上げて、私が双眼鏡を覗いているあたりに必ず侵入してくる憎っくきおやじ。

 あろうことか、この日オヤジが手に持っていたのはチェーンソー。ズカズカとアオゲラの止まっている木に向かいます。当然のようにアオゲラは飛び立ちました。私がカメラを構えていたのは木から5メートル。

 「おいおい。
 しょっちゅう顔をあわせているのに、俺が何をしているのか全くわからんとでも?
 カメラの向けている5メートル先にフレームインしてきて、挨拶も無しかい。
 何の目的だか知らんが、市民が楽しむために公園があって、そのためにあんたたちは雇われているんだろう、」
と心の中で思いながら睨み付けましたが、反応無し。目ヂカラ、弱い、俺。

 今までアオゲラが止まっていた木を切り倒しそうな気配だったので、私は「見たく無し」と思い、早々にその場を立ち去ったのでした。

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2008年2月 3日 (日)

柿食うものども

 秋に鮮やかなオレンジ色とぷっくりとした形がニンゲンの食欲をそそった柿。ヒトからも野鳥たちからも相手にされなかったので、きっと渋柿だったのでしょう。

 でも、その後完熟して渋が抜け、凍って解けてを繰り返してさらに甘くなったということなのでしょうか。あるいは、雪に覆われて、他にえさがなくなったからでしょうか。柿の木レストランが今、大賑わいですね。

 まずはおいしいと評判の柿の木レストラン。つぐみ様ご一行さま専用のレストランだったようです。

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 もう、ほとんど売り切れですね。

 あ、そのレストランで、こんな方に会いました。これはツグミさん?それとも他のお友だち?ご存知の方、教えてください。

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 さ、別の柿の木レストランにも行って見ましょう。こちらはアトリやマヒワをたくさん見かける里にある柿の木。やっぱりアトリさんがいらしてました。

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 柿が凍っているのが、なんだかいいなぁ。保存食みたい。

 アトリも来るけど、やっぱりメインはツグミかその仲間。特にシロハラは群れでした。

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 ツグミと同じで、私が関東にいたときはシロハラは単独で行動しているものとだとばかり思っていました。

 あと、私にとっては嬉しい誤算。雪とメジロなんてありえないと思ってましたから。こちらもイメージですが、メジロは寒いところにはいないのだろうと思っていました。

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 この日は、ツグミに始まりツグミに終わった日ということで、ラストにもう一枚、つぐみ君を。

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<メモ>

 雪上の動物や鳥などの撮り方って、難しいですね。
 露出をカメラお任せにしていると、適正露出で撮ると雪が飛んだり対照が暗すぎたりしますからね。今、雪バックで鳥が小さく画面に入る程度なら+2EVでようやく対称が標準程度になります。上の写真は+1EV位で撮って自宅で明るく補正したものもあります。

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2008年2月 2日 (土)

ある雪景色

 前回のヤマガラとエナガを撮った場所で見つけた、ある風景。

 雪と日の光が作り出した不思議な様子に妙に心をひかれました。

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 この下には何が埋まっているのでしょう。

 多分、杉の苗かリンドウ栽培用の支柱か、だと思うのですが、、、。

 何だっけ。思い出せません。

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