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2008年2月18日 (月)

伊豆沼内沼

 水辺をメインに撮っていらっしゃるプロ写真家のTさんが山形まで撮影旅行にこられるというので、ミーハーにも、お会いできないかメールをお送りしました。すると、時間があれば一緒に撮影しないかという嬉しいお返事が。

 そして当日。原崎沼がTさんの目的地だったらしいのですが、カモたちの警戒心が強く、場所を変更することになりました。私はまだ自分さえ行ったことのない鶴岡市の上池下池を提案してみたのですが、折りしもその日は強い冬型の気圧配置。日本側は無理だろうとのスルドイ指摘と、「ならば伊豆沼」との素早い判断がTさんより出され、さすがプロ、とヘンなところで感心してしまいました。

 ということで急遽、伊豆沼・内沼へ。こちらは多少の雲があるものの美しい晴天でした。

 現地では、水鳥を美しく写真に撮る条件を教えていただき、この日はその条件が整っているとのこと。早速撮影開始です。さて、どうでしょう?

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 なかなか、いけてません?自分では、うぉーっ、なるほどっ、という感じです。

 他にも、この日は最近の私のストレスを発散させてくれるような満足のいく写真がたくさん撮れました。ちょっと多いですが、、、。

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 また、うまくいきだすと欲も出てくるものです。撮影中にキンクロハジロの色の違いが気になりだしました。黒いと思っていた部分が緑の奴と、紫にみえる奴がいるのです。これをどうにか表現できないか。しばらくそればっかり撮っていました。

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 わかりますか?これは私としてはすごい発見でした。

 あと、もう一つテーマにしたのが、あの冠羽を撮る、でした。この日は風がけっこう強かったので風になびいて面白かったのです。いざ写真に撮ろうとすると、なかなかうまくいかないものですね。そんな中で、なんとか面白く撮れたのがこの↓一枚でした。

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 そして夕方。
 Tさんは、いい写真が撮れそうな場所はしぜんと頭にインプットされるようです。昼間に通り過ぎたあそこは雁が帰ってくるのを撮るのに良さそうだ、というのでそちらへ移動。その通り、そこは雁の沼への進入ルートだったのです。
 夕方5時前後から、雁たちが一斉に帰ってきだしました。
 ほぼ真上に近いところを雁たちが通り過ぎていくのですから、もう私は興奮状態です。で、頭がお祭りしながら撮った写真が、下の写真群。いやはや、難しいけど面白かった。

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(35mm)

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(170mm)

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(着水態勢から着水へ) 

 そして、6時頃ほとんど真っ暗になってもまだ雁たちの帰りは続いていました。雁たちがかなり増えた湖面をセルフタイマーで撮影。なんとかブレないで撮れたようです。

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 いやぁ、本当に楽しかった。教えてもらったことも多かったし、本当に充実した1日でした。
 Tさん、本当に有難うございました。
 次に東北にこられる時までには、いろんな場所を研究して、ご案内できるようになっていたいと思います。また、ご一緒させてくださいね。

<メモ>
 ところで、フォーカスで苦しむ私に、途中TさんがニコンのD3+500mmF4のセットを「使ってみるか?」と言ってくださいました。そこで私のCFを挿させてもらって撮ったのが、下の写真。

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 正直、げぇぇぇぇ、ナニこれぇ、というほど綺麗でクリアで質感もたっぷりに撮れていてびっくりたまげました。WEB上ではどこまで違いがわかるかわかりませんが、私のパソコンの中では、ひと目で違いがわかるほどの大違いです。

 まず、レンズ。やはり私も早くEF500L(私はキヤノンなので)を買わねば、と思わせる映像のシャープさとフォーカスの速さ、正確さでした。欲しいっ!
 そして画質。さすがニコンが満を持して出したフルサイズ。色の乗りと落ち着きが同居している感じです。白鳥の腹の白い部分が肉眼並みに感じ取れるように思いません?
 あと、カメラの機能としては、D3は連射は何コマなんだろう?一枚撮ったと思ったときに音が、ン?という感じで間延びしたと思ったのですが、2枚撮れちゃってました。(私の30Dだと、ちゃんとパシャパシャと一枚ずつの音がします。)これもいいですねぇ。

 私はニコンとかキヤノンとこだわりませんが、今回特に「やっぱり、いいものは良いんだ」と強く感じました。

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コメント

みつわさん、こんにちは。
人との出会い、カメラとの出会い、ともによい経験をなさったようですね。
水鳥を美しく撮る条件ですか。う~ん、なんなんでしょうねぇ。やはりプロの方のご指摘は光のとらえ方なんでしょうね。2枚目の写真、とっても綺麗に撮れてます。
D3はやはり余裕をもった撮像素子の使い方の勝利でしょうね。いずれニコンも2000万画素超えフルサイズを出してくると思いますがD3の画質が2000万画素越えで維持できるかは疑問です。 

投稿: 探険隊隊長 | 2008年2月18日 (月) 16:05

探検隊隊長どの

 こんばんは。

 おっしゃるとおり、光の捉え方でした。ま、言ってみれば完全な順光なんですが、要は地形に惑わされずに光を重視せよ、ということでした。

 去年の今頃に北海道に行って、光の捉え方にこだわるべきということを学んで帰ってきたはずなのに、今回改めて教えてもらえるまで忘れていました。
 言い訳ですが、小鳥を探しながら撮るときに、光の向きにこだわっていては撮り逃すということもあったのかもしれません。一方、プロやハイアマチュアの方たちは多分、小鳥を見つけても無理に撮らずに光のいい条件でのみシュートするのでしようね。

投稿: みつわ | 2008年2月19日 (火) 02:02

おはようございます。
素晴らしい写真連発ですね!
伊豆沼で正解だったと思いますよ。
上池下池は 凍ってしまって カモ類はほとんどいなかったです。(大物はいましたが)
ちなみに‥ 我が家はニコンです。(宝の持ち腐れという話も..笑)

投稿: ど★れどれ | 2008年2月19日 (火) 08:09

ど★れどれさん

 こんばんは。
 今回は本当に貴重な経験を得ることが出来ました。記事に書いたことのほかに、伊豆沼や内沼が意外と近く、良いところであること。やっぱりお日様の力は凄いこと。そして、やっぱりプロは凄いこと。

 得たものを失わないうちにまた行きたいものです。

投稿: みつわ | 2008年2月19日 (火) 23:48

みつわさん。
今晩は。本当に良い経験をされましたね。(^_^)
というよりは,その行動力にあらためて感心致しました。

今後とも,活発なご活動を期待しています。
私は,その爪のあかでも煎じて飲ませていたけるよう頑張りたいと思います(^_^;)

投稿: ジョビちん | 2008年2月20日 (水) 21:08

ジョビちんさん

 こんばんは。

 そんなぁ。私の行動力なんて、たかが知れてますよ。リンク先で紹介しているbirrrdさんなんて、この時期片道500kmほどの雪道を毎週のように走らせているはずです。
 むしろ私は本当は、身近な鳥を撮りたい、とも思っているのですが(あ、この分野では同じくリンクで紹介しているottiさんは凄いですよ)、正確が飽きっぽいもので、突き詰めた写真をなかなか撮ることがません。

 どっちが「いい」「悪い」ではないと思うのですが、私も自分なりのスタイルという奴を見つけたほうが良いかな、、と最近ふと思うことがあります。

投稿: みつわ | 2008年2月22日 (金) 03:01

鳥を写すことが楽しいということが500%!?ぐらい詰まっている写真ばかり。ワクワクしながら見せてもらいました。ありがとうございます。どの鳥もイキイキとした表情ですね。

投稿: ユキ | 2008年2月24日 (日) 09:46

ユキさん

 こんにちは。
 ほんの少しずつですけど、春が近づいているのを感じられるようになって来ましたね。山形市では新しく降った雪がその日のうちにとけることが多くなってきました。

 伊豆沼での撮影で感じたこと、もう一つ。お日様と青空が見えるというそれだけで、楽しい気分になれるのだなぁということです。そんな気持ちも写り込んだのかもしれません。

投稿: みつわ | 2008年2月24日 (日) 12:00

私の記事の中でこの記事へのリンクをつけさせていただきました。
ご迷惑にならないようにちょっと迷っていたのですけど・・・この楽しさ伝えたいとおもって。
迷惑な時ははずしますのでおっしゃってください。

投稿: ユキ | 2008年2月25日 (月) 23:41

ユキさん

 迷惑だなんてとんでもない。大歓迎です。
 やっぱりブログなんてもので出している以上、見てもらってナンボというところも多分にありますからね。
(そうでない人も中にはいるらしいですが、、、)。

投稿: みつわ | 2008年2月26日 (火) 02:17

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