庄内ツアー
「いつもと違う鳥が見たい!」
そう思って、山形県の日本海側・庄内地方へと行ってきました。鳥見としては初庄内です。
まず行ったのは、ラムサール条約への登録が(いまさら)取り沙汰されている上池・下池(鶴岡市)でした。
前に、プロカメラマンのTさんが来られたときに案内しようとして、結局伊豆沼に行くことになったところです。(あとで知ったのですが、あの時行っていても池はほとんど凍っていて水鳥は奥の奥にかすかに見える程度だった様子で、冷や汗モノでした)。
現地に到着したのは朝6時台。ちょうど、まだ北へと旅立たずにいた残り少ない白鳥の出勤時間でした。
私が見送った群れは4グループ。わずか10分ほどの間に池から白鳥はいなくなってしまいました。到着があと少し遅れていたら、マガモとオナガガモだけの、内陸でもありふれた池と同じ姿だったかもしれません。
とは言っても、この池の環境自体はそんなに悪いものではありません。池の前には狭いながらも湿地が整備されていて、ヨシ原ではホオジロが盛んにさえずっていました。
背後の山は照葉樹の森。ノスリが狭い上空を一回り旋回して去っていきました。
池の脇には由緒正しそうでそれなりの境内を備えた寺が。この寺の針葉樹からは、ついに姿を見ることはできず識別できませんでしたが、何かの鳥がナワバリを宣言しているかのような声で鳴いていました。
この広くない谷戸でこの日目立っていたのはアオサギでした。時々発する声は湿地の隅々まで届きますし、飛べばあの巨体ですからかなり目立ちます。
上の右側は幼鳥でしょうか。色がまばらというか、まとまりがありません。しかもなんだか寂しげ。巣立ちした雛たちには、たくましく生きてもらいたいものです。
しばらくぶらぶらしていると、頭上を一羽のカラスが飛び去ろうとしていました。よく見ると口ばしに巣材らしきものをくわえています。鳥たちにとっても春は確実にやってきているのですね。
↑買ったばかりの70-200を30Dにくっつけていたおかげで撮れた写真。オートフォーカスが早くてシャープなこのレンズは重宝します。マジ、買ってよかった。
で、朝出勤して行ったハクチョウたち。この日あちこち庄内を回ったあとの帰り道の田んぼで発見しました。
田んぼに口ばしの根元まで突っ込んで、いったいナニを食べているのでしょう?
雪が解けて「ようやく食べ物にありつけた」と彼らが思っているかどうかは知りませんが、そう言わんばかりの勢いで土をあさっていました。
<メモ>
山形から上池までは車で2時間ほど。あと数分は知らせれば海、という立地にあります。夏はハスの花が一面を埋めるそうで、新潟の瓢湖のようにヨシゴイが見られるといいなぁ、と期待しています。
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