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2008年7月21日 (月)

再びアカショウビン

 前回、暗い天気で苦労したアカショウビン。すでに子育て中であることがわかっていたし、もっときれいな写真も撮りたい、、、ということで再びポイントへ。

 到着したときには、再び霧。曇り。
 嗚呼、とため息が出ましたが、幸い、しばらくたつと天気が回復。前回とはまた違った様子も撮影することができました。

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 実は前回子育て中の巣穴もわかっていたのですが、地元の人たちが大切に観察中であったこともあり、私も掲載を控えておりました。今回ヒナが巣立ってしまったということで解禁になったようなので、前回の様子もあわせて、記録として掲載したいと思います。(でもやはり、場所の特定は避けさせていただきます)。

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 親が運ぶエサを待つヒナ。
 辺りは大アカゲラやアカゲラも生息しているので、それらのどれかがあけた巣穴と思われます。
 先週の段階では、ここまで見えなかったのですが、中からは、ほぼ絶え間なくヒナの声が聞こえていました。鳴き声は、他の鳥のヒナと区別できないような、ピーピーというもの。声の数から複数居る事がわかっていました。

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 餌を運んでくると、親鳥は一旦近くの枝に止まって様子を伺います。
 このポイントのペアでは、多分メスのほうが(ひょっとしてわれわれを警戒しているためか?)かなり長い時間エサをくわえたまま、近くの枝で待機しています。
 そこへオス?が別のエサを咥えて登場すると、先に来ていたメス?とピリリリリリリリーと小さな声で鳴き交わします。
 そしてあとから来たオスは、近くの枝に止まるものの、わずかな時間で巣穴に向けてエサを運んできます。

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 ピンもブレも甘いですが、私の実力ですのでご勘弁です。
 左の羽の切れている方が、多分オス。

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 羽のきれいなほうが多分メス。

 ヒナたちは先週はほとんどクチバシさえ姿を見せず、ただ、声と、エサが中に引きずり込まれる様子でその存在がわかる感じでした。

 親鳥はそうとう頻繁に、カエルだのトカゲだのを運んでいました。そのペースはわりと早くて、早いときにはオス、メス、そしてまたオス、と切れ間なく運んできていました。近くのモリアオガエルが全部居なくなるのでは、と心配したほどでした。(あとで、その心配は杞憂だったとわかりました)。

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 そして、この週末はご覧のように、クチバシがかなり目立ちます。先が黄色くて、クチバシ全体はどちらかといえば黒。頭はグレーっぽい印象でした。まあ、色は暗い穴の中でのことですので、当てにはなりません。
 また今回は、ヒナの声は相当にしっかりとしてきて、親鳥が去ったあとなどには、ピリッっと鳴いていました。時々聞こえたピリリリ、、、という声もヒナのものだったかもしれません。

 そして、そして、、、、。

 私が行った今回は土曜日でした。そのときは、上記のような状態まで。ところが、、、。

 一緒に観察していた人たちは日曜日にも現地へ行ったそうな。
 そしてヒナが巣立ったそうです。
 ヒナたちは、親に促されるでもなく、親の居ないときに、一羽、また一羽、と、全部で3羽が巣立って行ったそうです。そして、再び近くに戻ってくることはなかったそうです。

 くぅぅぅぅぅ、、、、、、、、。見られなかったcrying
 見たかったぁ。

 まあ、しょうがないですね。そういうモンです。ここまで見られただけでも、善しとしなくてはいけません。ハイ。

 最後の望みは、今回巣立ったヒナたちがちゃんと南の国に帰り、来年、立派になって再び山形の森に(できればマイフィールドに)帰って来てくれることですね。

 それまで、元気でね。chick

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2008年7月14日 (月)

深山の赤い鳥

 深い森にしか棲まないという赤い鳥。
 山形に来て以来、必ず見たいと切望していたアカショウビンをようやく見ることができました。

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 鳴き声はほとんど聞かれません。
 その代わり、とまる場所はほぼ固定。数箇所の同じ枝に何度も何度も止まるので、一度見つければ、見失ってもあわてる必要はありませんでした。

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 現れるたび、口にくわえているのは違う小動物。
 そんな中でも、モリアオガエルは捕まえやすいのか、度々エサとなっていました。

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Img_9673s イモリかな?

 ペアが同じ枝に止まる光景も時々見られました。
 時には2羽ともエサをくわえ、時には片方だけ。エサのやり取りをすることもなく、すぐにどちらかが飛び去ります。きっと「調子はどう?」とか「がんばってね」など言い合ってるのでしょう。2羽は今、子育ての真っ最中のはずですから。

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<撮影メモ>
 わかっていた事だけれど、この日は朝から雨。だけでなく朝のうちは濃い霧。とは言え、この日を逃すと次にいつ行けるかわかりません。
 現地では最初から最後までISOを1600に設定。
 最大500mmの望遠レンズを480mmまでに押さえて、代わりに得られる絞り開放値F5.6に固定。それでも、SSは20分の1とかがザラでした。

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(私の初アカショウビンカット F5.6 SS1/20)

 幸い10時くらいには霧は晴れ、ほんの時折光も差し込んだのですが、いずれにせよISO1600を解除するわけには行きませんでした。デジタルで助かりました。

 悪条件は仕方ない、と割り切って挑戦してみたのがこんなショット↓。
 この日の飛びモノのカットで一番まともなもの。それでも、、、酷いですねぇ。

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(SS1/500、F5.6 デジタル処理で+2EV ぶら下がってるのはカエルの脚)

 デジタル処理前提のどアンダー写真。
 キャノンのDPPで+2EV処理にしましたが、粒子も荒れ荒れ、赤いポチポチも酷いもんでした。ノイズキャンセル処理もしてみましたが、ここまででした。

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