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2010年3月27日 (土)

閑話休題

 北海道から帰って以後、ようやく鳥見に行ったのは先週の土曜日。

 地元山形の川では、カワガラスが巣作りの真っ最中でした。

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 巣材は、砂防堤に生えているコケ。口ばし一杯になるまで何度もちぎっていました。

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 そして、小さな滝の裏側にあると思われる巣に繰り返し運びこんでいました。その場所にはもう一羽(たぶん♀)もいたようで、2羽目が滝の裏から出てきたときには驚きました。

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 この日は、小さな滝の流れが裏返るほどの強い風が時折吹き付ける条件の悪い日。それでも彼は同じ作業を続けていました。繰り返し繰り返し。
 頭が下がります。

<メモ>
 カワガラスの巣作りは、もう少し早い時期かと思っていました。それとも、今年は何かの原因で特別遅くなってしまったのでしょうか。例えば一旦作った巣が壊れたり、天敵の接近で放棄したり、、、。

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2010年3月26日 (金)

エゾライチョウ

 ズミの新芽を食べると聞いて行ってみると、確かに居ました。

 初見のエゾライチョウ。

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 第一印象は、「ウズラが木に登る不思議な光景」というものでした。

 警戒心は強そうだと思ってましたが意外とそうでもなく、かなりのんびりと新芽を食べたあと、ようやく気付いて飛んでいきました。

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 枝の上をのそのそと歩く様子は、とっても違和感。

 でも、愛嬌のある、不思議な鳥でした。 

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2010年3月24日 (水)

猛禽の着地

 猛禽が猛禽らしい瞬間と言えば、やはり狩をするところだと思うのですが、そんな場面を彷彿とさせるのが、着地の瞬間ではないでしょうか。

 羽根の形、一点に狙いを絞る目。とってもカッコイイと思います。

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日が昇る前、ブレを狙って撮ってみました。Img_6181s

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1対1サイズもたまには面白いですね。Img_6527s_2
もっと正面から、もっと低いところから狙いたいものですImg_6528s Img_6635s
おもしろい軌跡が撮れました。
 

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2010年3月19日 (金)

タンチョウ塒あれこれ

 タンチョウの塒を撮った写真で、まだ気に入ったものが残っていました。

 まだ日が昇る直前だったと思います。日が昇る側ばかりを見ていましたが、ふと気になって西側をみてみたものです。

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 空は明るくなってきているのに川面はまだ暗く、そこにクッキリと姿を現したタンチョウたち。普段はあまり好きでない、強烈なコントラストがここでは美しく作用してくれたのだと思います。

 一方東側にもはぐれタンチョウが一羽。
(ほんとうは群れからほとんど離れていないのだけれど)

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 こちらは霧の感じが気に入りました。

 この日タンチョウ達は、日が昇ってしばらく経っても、なかなかその場を動こうとはしませんでした。ときおり隣とじゃれあったり?、家族で川を上下したり、、、。

 それにしても、とろんと見えるほどの冷たい川の中で、よくも眠れたりするものです。関心しますよね。

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 それでも中には、川の中でいることに飽きちゃったタンチョウもいるようです。群れの他の仲間に先駆けて、となりの雪原でエサを探していました。

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 最後の写真↓ は、チョー有名な音羽橋から。
 あの場所は掃いて捨てるほどの数のカメラマンが写真を撮っているものですから、どんなものを撮っているのか、気になりますね。他の人がとらないイメージを撮るのは、その人たちがどのような写真を撮っているのか、とっても気になるところです。
 もっともっといい写真はた~くさん、あるんでしょうね。

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<撮影後記>
海ワシのところでもそうでしたが、私にとって手持ち撮影のときの水平出しは大きな悩みです。すぐに右上がりになったり左上がりになったり。カメラで見てもちゃんと確認できないんですよね。
 みなさんは、水平をどのように出していらっしゃるのでしょうか。

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2010年3月18日 (木)

鋭さのオジロワシ

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(暁の頃のオジロワシ)

 ペットに例えたとき、オオワシは犬でオジロワシは猫という気がします。
 オオワシが迫力なら、こちらは鋭さで勝負といったところでしょうか。

 シャープさがカッコイイ。

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 でも、こんな↓ふうには、食べられたくない。

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 見てください、この足!
 「食べられたくない」の前に「掴まれたくない」力強さです。

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 こんなにカッコイイオジロワシも、オオワシにはエサを奪われたり、場所をとられたりするんですよねぇー。
 もっと頑張れ!オジロワシ!!

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<備考>
 今回の羅臼では、オオワシのほうが多かった印象が強いです。
 オオワシは、日の出前から流氷の上に群れで陣取って夜が明けるのを待っています。対してオジロの多くは、日が昇りきってから山のほうからいつの間にか近づいてくるというふうに見受けました。

<お知らせ>
 とりあえず氷上のカッコイイ様子を、昨日と今日の二日間でご覧頂きました。明日以降、飛んでるのや、そのほか、さまざまな流氷上での様子をご覧頂ければいいなぁと考えています。

 よろしくお付き合いのほどを、よろしくお願いします。

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2010年3月17日 (水)

威厳のオオワシ

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 どちらかというとクチバシがやたら大きくて野暮ったい印象のオオワシ。見方によっては、羅臼で見るオオワシはカラス的です。

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しかし、なかなかどうして。アップで見ると、やっぱり恐くて威厳のある鳥でした。

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(こちらを撮った日は明るい曇り空。雪がモナリザライトを作り出して、いい具合にしっとりとディテールまで見せてくれました)

 体の大きさもさることながら、やっぱりアップで見たときの目とクチバシが、この鳥が持つ力の強さを物語っているような気がします。

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 かりに、幅2メートルの狭い橋で、むこうからこいつがこんな風に↓やってきたとしたら、、、。

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 道を譲らざるを得ないでしょうね。

 こんなに迫力のある鳥ですが、、、。

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 意外とロマンチックな雰囲気も併せ持っています。

<備考>
 雪の上のオオワシは、晴れているとコントラストが強すぎてなかなかうまい具合に写ってくれません。空が綺麗に焼けない朝は、むしろ割り切ってアップを狙ったほうが良い結果が生まれそうだと言うことがわかりました。
 しっとりとした空気を感じる写真が撮れました。

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2010年3月15日 (月)

シマフクロウ

 シマフクロウがよく出るところがあると聞いて、行って見ました。

 待つこと6時間。
 ようやく会うことができました。

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 ここは宿の庭にある養殖池。
 100%ではないけど、かなり確実にやってくるのだそうです。

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 番らしき2羽で来ていたのは声からわかったのですが、ついに両方を確認することはできませんでした。(今回の写真はすべて同一個体)

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(咥えているのは養殖の渓流魚)

 たぶん姿を現したのはオス。魚を捕らえた直後に自分で食べてしまう場合と、どこかへ持ち去った場合がありました。持ち去ったのは、メスへのプレゼントではないかと想像しています。

 シマフクロウを待つ間、目を楽しませてくれたのが下の子たちでした。

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 一枚目はクロテン。二枚目は知れたキタキツネ。

 エサがあることを知っているのでしょうね。勝手知ったる他人の家といった風情で、交代で出没してました。
 キタキツネはとても警戒心旺盛。常にこちらをチラ見しながら、結局何も捕らずにそそくさと去っていくことばかりでした。
 一回はシマフクロウに場所を譲ったかのように逃げていきました。

<メモ>
 この場所はよく知られていて写真を撮る人も多いものですから、撮影のルールができています。つまり「フラッシュ撮影禁止」。
 はっきり言って、池の近くに据えてある街灯一本では暗すぎです。最近の高感度撮影OKのカメラならどうか知りませんが、かなり厳しい条件であることは間違いありません。ピントをあわせるのさえ一苦労です。
 みなさん、どう処理されているのでしょう。

 シマフクロウは、大きい大きいというイメージでいたものですから、実際に見たときにはそれほど大きさを感じませんでした。
 ただ、よく言われるように「威厳」は伝わってきます。堂々としている。

 こいつが野生のウサギでも狩る瞬間というのは、迫力満点なんだろうなぁ。

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2010年3月13日 (土)

広角の鳥

 風景撮影用にと持っていった広角レンズが、撮り鳥にも役に立ちました。

 ねぐらから餌場への通り道になっているらしい。待っていれば来ると言われて待っていると、向こうから飛んできたのがこの2羽。この場所ならばと広角を手にし、待っていました。

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 もうすこし、林の側で待つべきだったかな。

 こちらは、ワシ舟に乗っているときの様子。
 乗っていた船が氷を押しのけて進んでいくと、ゆったりと休息していたオジロワシが驚いて飛び立ちました。

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(シグマ10-20mm)

 一方↓こちらは55mm。普通なら広角とはいえないですが、今回撮ってきた膨大な量のファイルの中ではとても広い画角のような気がします。

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(18-55mmの55mm)

 こうやって広角レンズで撮るには、対象と近寄ることが前提となりますが、私が行った羅臼や鶴居では可能。これも北海道に撮りに行く魅力の一つかもしれません。

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2010年3月 9日 (火)

夜明けの海ワシ

 羅臼に3泊し、早朝のワシ船に3回乗りました。
 そのうち2日目の空が、最も綺麗に赤く焼けました。

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 今年の流氷は「平らだ」というのが、地元の人のもっぱらの評価。

 それでも、ところどころにこうした氷の重なりがあって、そこが海ワシたちの止まり場になります。しかし、良いポイントは奪い合い。オオワシがとまっていたかと思うと、、、

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 今度は別のオオワシが飛んできて争いになったり、誰も居なくなったと思ったらすかさず今度はオジロワシが飛んできたり、、、。

 (お気づきでしょうか、飛んできた大鷲は隻眼。怪我か生まれつきかはわかりませんが、なにやら迫力がありました)。

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 赤い色の中で繰り広げられる海ワシたちのふるまいは、昼間見るよりもなんだかドラマチックなのです。

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2010年3月 4日 (木)

日の出前のねぐら

 小さな川の小さな中州とその周辺がタンチョウたちの塒となっていました。よほど居心地がよかったのでしょう。我々の気配に気付いてからも、タンチョウたちは特に逃げようとはしません。ひっそりと静まった川べり。

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 でも良く見ると、中州の雪は、タンチョウたちの大きな足跡で踏み散らかされていました。 

 ちなみに、下の写真はタンチョウの足跡。ニンゲンの足跡ほどには大きく有りませんが、かなり迫力のある大きさでした。

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